綾部の競り市
桧と杉の香りが好きな建築士で
ライフオーガナイザーの住楽です。
今日は旧暦の12月15日。
そう赤穂浪士が討ち入りした日です。
こんなに寒い日だったのでしょうね。
寒いけど、
寝る前に赤穂浪士が見た月明かりを
見てみたいです。
さて、24日のバスツアーは天気に恵まれ、
暖かな日射しに包まれながら
京都丹州木材市場 の木材の競り市が始まりました。
木材6000本・約800立米(りゅうべい)。
この日の競りで全て売れます。
競り子さんが、
1本もしくは1山の立米単価を独特な口調で競っていきます。
買い手は指を動かすジェスチャーにて買値を伝えます。
競り子の持つ鉦(かね)がなれば落札です。
どこの誰の山から出たどの樹種などの情報が書いてます。
既に競り落された紙を見ると、
100番さんが、
22、-
1立米当たり22,000円
で落札です。
お肉でいうと、100g当たりなんぼって感じ。
上の写真の札の木は、
長さ6メーターのヒノキ 0.375立米。
一本8250円
↓
6メーターの木は通し柱に使われます。
お客様の手に渡るころには、
運送代、加工代、乾燥代等々の積み重ねで、
10倍以上の値段。
林業家が大切に育てた木の原価、
とても安く感じますね…。
今回色々をお世話をして頂いた
伊東木材の専務さん(→☆) が競りで、
ある一定の曲がり方をしてる材木を購入される買い手さんがいて、
不思議に思い、話しを聞いたそうです。
すると、川用の船を造る大工さんで、
船の形に合う杉を選ばれていたそうです。
買い手さんも色々です。
参加頂いた方も、
とても珍しく、楽しい体験ができ満足頂きました。
もちろん私も。
京都丹州木材市場さん、
伊東さん
ありがとうございました。
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