突然の別れの現実 すぐいる費用
身近な方の葬儀をされた方は
ご存じかもしれませんが、
私たちは、
突然のことで戸惑いました。
即、必要だった費用は
死亡診断書 4万円。
未だこれぐらいなら
大丈夫。
だけど…。
お通夜、告別式。
誰に声をかけるか、
どこまでの規模にするか、
どのような形式でいくか…。
お香典は受け取るのか
受け取らないのか…。
姉兄と私は、
31年前の父の時を思い出したり、
母ならこうするだろう…と推測して、
ひとつずづ決めていきました。
一番最初に
葬儀の説明をうけた時に
びっくりしたのが、
会員価格ならば、
20万円引き…
もちろん、
会員ではありません。
この額大きいなぁ…。
それに
家族葬って、
もっとお安くできるかと
思ってました…。
葬儀費用
1週間以内に支払い。
父の時から
お世話になっている
住職さんをお呼びして、
戒名もつけてもらって
なんぼ包んだらいいの?
いつ渡すの?
叔父に相談したり、
葬儀屋さんに相場を聞いたり…。
で金額を決めて。
住職さんとは、
30年来のお付き合いなので、
「落ち着いてからでもいいですよ。」
と声をかけて頂きましたが、
母なら、そこは甘えないはず。
告別式の前にお渡しすることに。
結構、高額をすぐに
用意しないといけません。
悲しんでいる間はありません…。
母はそれなりに
用意してくれていましたが、
母の通帳から引き出せるのか、
どうしたものか…。
葬儀屋さんに聞くと
「あまり大きな声で言えませんが、
キャッシュカードの暗証番号を
ご存知ならば、
皆さん出されてますよ…。」
とのこと。
暗証番号も、
もちろん母から
教えてもらっていません。
姉兄、私で
暗証番号の候補を2つ挙げて、
2つの銀行へ。
残念…ハズレ。
仕方なく、
郵便局にて、
母の残してくれている
通帳から引き出す方法がないか
正直に聞きました。
すると、
・葬儀の見積もり書(コピー)
・亡くなったことを証明する書類(コピー)
・申請人+一人 と亡くなった方
との関係がわかる書類(戸籍謄本)
・普通預金通帳と銀行印
(申請者の確認出来る書類(免許証等)提示必要)
と一緒に申請書(認め印にてOK)
を提出したら、
普通預金にある残高までで、
葬儀見積り費用まで、
即、引き出すことができる
と教えてもらえました。
助かった~!
葬儀費用にと
定期預金にしていたら、
すぐには引き出せません。
親子間でも、
なかなかお金の話、
ましてや葬儀費用とかを、
事前に話をすることって
無いかも。
いつその時がくるか
わからないし、
まだまだ…と思ってるし。
なんか、そんな話したくないし…。
でも、確実にきます。
せめて、
自分が旅立った後、
残された人が困らないように
しておかねば。
現実的なことばかり
書きましたが…。
母との最期の別れ、
棺にたくさんの花を
手向けました。
棺からこぼれそうなくらい。
参列して頂いた方々からも
こんなにたくさんの花を
棺に手向ける葬儀は
初めてだと。
この葬儀を選んでよかった。
母も喜んでくれていると
信じています。
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