突然の別れの現実 通帳と印鑑

母との突然の別れ。
 
駆けつけて、
悲しみに浸る間もなく
警察の方から、
 
「お母様の通帳はありますか?」
 
自宅にて独りで旅立ったので、
事件でないことを
証明しないといけません。
 
え~!
急に言われても…。
ひとまず
書類を片づけている引出し
を探し始めましたが無い…。
 
あっ
そういえば、聞いた覚えが…。
 
独り暮らしで、
用心深く、
ちょっとやそっとで
わかる場所に置いてません。
 
うろ覚えだけど、
確かここ…。
 
ありました~!
 
なんだか、宝モノ探し?
 
追っかけて、
「印鑑は?」
 
え~あせるそれは聞いてないアセアセ
 
通帳と一緒に置いているわけなく。
 
警察の方が
 
「これかな?」
と別の場所から。
 
後からわかったのですが、
それは銀行印でなく、ただの認め印。
 
銀行印は翌日、
思いもかけないところから発見!
 
まぁ、事件性なしで一段落。
 
突然だったので
仕方ないですが、
普段からもっと
忌憚なく大切なモノ
を置いている場所を
聞いていれば…。
 
終活、エンデイングの大切さ
身にしみます。
 
 
たまたま東京に行っていた姉、
関東に住んでいる兄が
駆けつけてきました。
 
私と同じく、
悲しみに浸る間もなく。
 
「葬儀をどうしようか…。」
 
時間は確実に過ぎていきます。
 

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