古民家につきもの 差し鴨居

ぐんと寒くなりました。

先日、軽くぎっくり腰をした時、

「寒くなったからね~」
と何人の方から声をかけられました。

以前、
よくぎっくり腰をしていた頃は
季節関係なしだったので、
一般にそういうことなんでしょうか…。

そういえば、
「疲れがでたんだね~」
とも声かけられました。


さてさて、
古民家につきものの

差し鴨居(かもい)

↓雪見障子の上、鴨居(かもい)
 大きな梁に溝を
 突いて(掘って)
 障子がはまります。
 鴨居として使っている梁を
 言います。



もちろん、
建築当時の溝で、
松なので反りも出ていて、
なかなか建て付け
(障子をスムーズに
 動くようにすること)
が難しいです。

それに今回、
梁の下端にこんな大きな節!





建具屋さんが持っている
小さなカンナでは
歯が立ちません。

ちょっと障子で調整したり
となかなか苦労する部分です。

それでも
なんとか、納まりました。

ホッ。


今日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。



細江住楽設計

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