家の骨組みを見て、感じて

桧と杉の香りが好きな建築士で
ライフオーガナイザーの住楽です。



随分とブログをお休みしました。 m(_ _)m


その間、2件の新築工事も着々と進み
昨日、棲みつがれる家の構造見学会をしました。




相変わらず、写真を撮り忘れる私なので
棟上げのです。
とっても天気のいい日でした。


「完成見学会のほうがわかりやすい。」
とのお声も聞いたこともありますが、
構造を見ることのほうが大切だと思います。


土台と1階根太は桧材ですが
それ以外の構造は杉だけです。


ましてや、この家は
燃えしろ設計をしているので、
見せる梁と柱は幅195と骨太です。


ん?この家3階?
2階建てで燃えしろ設計?

と気づく設計屋さんもいらっしゃるはず。
準防火地域の木造2階建てでは、そんなのいりません。


この場所は3年程前に施工された
防災の地区計画地域なんです。

なので、2階だろうが準耐火建築物(45分耐火)
にしろとの御達しです。


災害時に救急車両等が通りやすいよう
道路側のみ50センチの壁面後退があり、
その後退部には門扉はもちろん植木鉢や車も
置くなと。

容積率の緩和もあるので
3階建て推奨地域のようです。

その中の2階建て…。
なんだか不条理を感じつつ
燃えしろ設計しました。

それもこの界隈では1件目。

ここだけ下がっても…。
経過措置も必要と思います。


さて、構造見学会ですが
その様子は↓北山代表が書いてくれています。

「花丸90点の見学会」

見学会見てみたいと娘も参加し、

なんとまぁ…
子供から点数もらっているとは知りませんでした。(汗)


なんでもネットで検索…だけでなく
実物を見て感じ、そして設計の説明を聞く。
すぐに質問もできます。
是非是非、構造の見学会に足を運んで下さい。


4月11日(土)に「家族が集う家」の構造見学会があります。
詳細はこちら↓まで。
NPO法人国産材推進協会

お待ちしています~!

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

細江住楽設計

住みにくい家を 陽当り 風通し 木の香りで 【365日快適な家へ】

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