0か100しかないの?

今日は、母としてのブログです。

それも、不登校児?
     集団が苦手な子?
     繊細な心の持ち主の子?の母としてです。


うちの娘(小6)が簡単にいえば【学校不適応】。
いきさつは、以前書いた こちら→


娘は4月から小6になりました。

正直私は中学校の選定ばかり考えていたので、
頭の中は、真っ白。

はじめて担任になった先生がすぐに家庭訪問をし、
「離れていても、僕のクラスメートだからね。」
と熱く声をかけてくれました。
先生とても若い方です。

4年途中から行けなくなった時、
「みんな嫌い!」
と同じ学年の子と合うことを拒んでいたのが、
「みんな、どうしてるかなぁ?変わってるかなぁ?」
と言い始めてた矢先でした。

先生が帰った後、娘が
「学校に行きたい。」って。(ノ゚ο゚)ノ

さぁ~、新たなステージに上がりました!

びっくりしましたが、
ここ半年で娘も心身共に育ったと実感もしていたので、
必然な変化だったと後から気づきました。


しかし、いきなり教室へひとりで入ることはできません。
あせらず出来ることからしていくという方法で、
私と先生のサポートなしでは実現無理!

4月の中旬から私の仕事の都合と授業構成を確認して、
私とボチボチと教室前の廊下まで行くことから始めました。

そんな中、堺市の運動会は5月末から6月初旬にあり、
運動会の練習も入ってきました。

「小学校最後の運動会」
という言葉が娘の気持ちに重たくのしかかります。

特に、トリを務める6年生の組み体操は、
毎年私もウルウルしてしまうぐらい皆の成長に感動する演技です。

クラスの体育の授業を校庭で見ることができていましたが、
学年がそろう合同体育は無理…という時期でもありました。

娘は、
「0か100しかないの?50は無いの?」と悔しそうにいいます。
そう参加するかしないか…。

見るっていう方法もあるよっと伝えても、
「できないことを見るのが嫌!!」
と納得できない様子。

ひとたび、娘は大きな階段の100を目指しましたが、
もう今日参加しないと入れないよっていう日に、
緊張に顔がこわばり、
先生も娘がいつもの様子でないことに配慮し、
「やりたいって思ったら、いつでも言ってくれたらいいよ。」
とやさしい声をかけてくれました。

でも、私も娘もその日が最後のチャンスだとはわかっていました。

悩みました…。

考えて考えて、
もうこれしかないと確信したのが、
「見て、みんなを応援する。」
それが娘の50 !!


娘と話し合い、励まし、
みんなの組み体操の練習を応援し続けました。


そして昨日、運動会。

校庭いっぱいの人なかに入っていくことは難しいので、
朝一番に校庭へ。

娘はテントの中で見学しました。

私としては、0(休む)でないだけで十分です。
見ることが出来たんだ…50でなくほぼ100だと思えました。

組み体操も無事成功しました。
私は役得で、
いままでのみんなと先生が頑張られるところも見れたので、
思い出に残る時間で、感動~!

娘は、
「これが50やったんやね。」
と後悔のない運動会になったようです。

本当に、いい最後の運動会になりました。
温かく見守ってくれた先生とみんなに感謝します。


さぁ、次は教室へいかに入るかに挑戦ですね。
まだまだハードルは続きます。


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