ホームスクーリングって?

桧と杉の香りが好きな建築士で
ライフオーガナイザーの住楽です。


娘が学校不適応になってから読んだ本にありました。
(本の名も著者も忘れましたが…。)


昔は、「子供を親が敷いたレールに乗せる」でしたが、
今は、「子供に自分という車の乗り方を教える」時代です。
と。

その後知った、
選択理論心理学も車を例えにして、
どこに向かって、どのようにアクセルとブレーキを使い、
ハンドリングをどうするかの学びがあります。

ご興味のある方は、
選択理論心理学の入門書
渡辺 奈都子さんのこの本をお読みください。
お勧めで~す
↓↓



今日のタイトルにある【ホームスクーリング】という言葉、
ごく最近知りました。

先週出張セミナーした時、
自然派コープの担当者さんと一緒においしいランチを頂きました。
話の流れで娘の事情をお話したら、

「ホームスクーリングってありますよ?」
と。

むむ?
フリースクール、適応指導教室とかは聞きますが…。
視野が狭かったのか、初耳でした。


私なりに調べてみました。(ざっくりですが…)
欧米では、納税者が学校へ行くか、
ホームスクーリングするかを選べるそうです。
日本では、小中学校は義務教育なので、
その選択枝がありません。

ホームスクーリング、若しくはホームエデュケーション、
言葉の通り、「家で勉強します」というスタイルです。

家で勉強しますって言っても、
最初から意識して選んでられる方は、
親が家庭教師するようなかたちではなく、
子供の興味等に応じて、自由な学びをしていくようです。

私にはかなり、親と子供の力が試されそうに感じます。

わが娘、ショートケア(学校に行きづらい子が自由意思で参加する小グループ)
に通いながら、家で勉強しています。

塾や家庭教師も検討しましたが…
「ママに教えてもらうのが一番いい」
とのことで、不定期ながら娘の勉強を見ています。


学校不適応になってから、
とにかく学校へ行き、教室で学ぶことができるように、
と四苦八苦しましたが、親子共に疲労困憊…。

ほぼ1年前に目的をかえました。
「成人時に、社会人として自立できる子にする」

そう考えを変えて
「今、学校へ行かない」選択をしています。

将来どういう選択がその時の最善かで変わっていくと思います。

娘が先日、「今、幸せやで。」と…。

娘には将来の夢があり、それに向けて努力しています。
どこに向かってどうハンドリングするか…実践中です。



学校に行くべきと思う方から見ると、
過保護や甘やかしすぎ、集団生活は大丈夫?…との声も聞こえそうですが、
義務教育のなか、「学校へ行かない」ことは、安易な選択ではありません。


義務教育を批判するつもりでもありません。
ホームスクーリングをおすすめしているつもりもありません。
ましてや学校へ行かないことも。


ただ、子育て100人いれば100通り。
何を目指しどのように子育てするか…。
我が家も手探りながら進んでいます。


ホームスクーリングという言葉に出会い、
今の私たちを俯瞰することができました。


子育ては親育てですね。


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細江住楽設計

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