「合板材」と「自然素材」の 具体的な“違い”ってなに?
自然の力を活かして
(「国産材」×「風通し」×「陽射し」)
おひとりおひとりの365日快適で
健康に永く生きられる
空間と住まいをお届けする建築士
細江由理子(ほそえゆりこ)です。
今回のテーマは。。。
「合板材:合板フローリング材」と
「自然素材:無垢材フローリング材」の
具体的な“違い”ってなに?
まず、、、
「合板材:合板フローリング材」ってなに?
合板材とは。
薄い木材を
接着剤で重ね合わせて造られたもの。
「合板材:合板フローリング材」の特徴・機能
「合板材:合板フローリング材」の利点は、
「傷はつきにくい」
「製品が均一で大工さんが扱いやすい」
ですが、
合板材は、
湿気を吸ったり吐いたりする機能がないので
梅雨時期は足触りが、べたつきやすい。
また、硬いので、冬は冷たく感じます。
そして、一度傷つくと一部分の補修はしにくい。
使えば使うほど、
傷んだようにしか見えなくなります。
(※経年変化は劣化として見える)
「自然素材:無垢材フローリング材」ってなに?
「自然素材:無垢材フローリング材」は
一枚の木だけで出来ています。
「自然素材:無垢材フローリング材」の特徴・機能
「自然素材:無垢材フローリング材」
杉、ヒノキは柔らかいので
傷つきやすい半面、柔らかいので足にやさしい。
木材なので、均一ではないので
乾燥が行き届かないと、
縮んだり、膨らんだり、反ったり、と変化します。
なので、木材の取り扱いに慣れている
大工さんでないと後で困ったことになりますが。
正しく扱うと、、
自然素材の木材自身に、
湿気を吸ったり吐いたりする機能があるので
部屋の湿度調節が効きます。
梅雨時期は、足触りがサラッとしていて。
暖房を付けていたら、
温かい空気を取り込んでくれるので
冬は足触りが冷たくないです。
繊維を切らない傷や凹みは、
お湯を浸したティッシュを置くと戻ります。
手入れも案外楽で、
経年変化で木材が飴色に変わっていくのが
楽しみになります。
PS.
...このように、
「人生の約半分ほどの時間を過ごすお家」で
当たり前だとおもって使っているものを見直して。
「住まい」の素材や環境も
できるだけ自然なものを選んで
自然の力を活かして、
「健康に永く生きられる住まいづくり」を
あなたにお届けします。
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